#はてポンプとは?

#はてポンプとは、私たちの生活を陰ながら支えているポンプのあれこれを、
わかりやすく、そして専門的に解説するウェブメディアです。

まずはじめに、ポンプとは・・・

“ポンプは圧力の作用によって液体や気体を吸上げたり送ったりする為の機械。機械的なある力差を発生させ液体や気体の運動エネルギーに変換させる流体機械である。” (Wikipedia)より

簡単に言うと 手動(人の手で運ぶ)を、自動(ポンプ)で移送する仕組み。

なんだか難しそうに聞こえますが、実は私たちの身近に存在しているんです。

例えば、、

ドリンクバーの原液供給に使われる『チューブ式ローラーポンプ

工事現場で頻繁に見かける『コンクリートポンプ車

特に冬に大活躍『石油ポンプ

お風呂で出番が多い『ディスペンサーポンプ

今でもたまに見かける『井戸水ポンプ

紙素材も最近見かける『ストロー

これほど身近にあるのにあまり意識されていないポンプのあれこれをご紹介します!

どうしてポンプが使われるの?

今回は工業用途で使われるポンプにフォーカスを当てて説明します。

食品工場、化学工場、下水処理場等、ありとあらゆる液体、粘体、スラリー液(液体の中に固体を混ぜ合わせたもの)を搬送する場合に下記の要求が考えられます。

◆一定量で供給したい

例えば調色するときの色の配合、調味液をブレンドする時の配合量が、毎回変わると、色も味も変わったら商品にならないですよね。

ここで自動運転できるポンプを使用すれば、24時間、同じ量、同じタイミングで供給したら、同じ製品を作ることが可能です。

◆高低差があるところに供給したい

ビルの上、ホテルの上に、貯水タンクがありますが、これはポンプを使ってくみ上げてますね。人力でやったらとんでもないですし、供給を途絶えると、大変なことになりますね。

◆袋詰、ボトル詰を自動供給したい

最近のドラッグストア、大型食品店に並んでいるボトル、パウチに詰めされた洗剤、シャンプー、調味料。また弁当の片隅に入っている調味液、時々路上で配布されている試供品等これらは、すべて同容量が入ってますよね。人の手で入れてもいいですがもちろん時間とコストを考えると、自動で同じ量を同じ時間供給したほうが効率がよいですね。

またまだ用途によってはポンプが必要とされる箇所はたくさんあります。

では、ポンプにはどのような種類があるのでしょうか・・・

ポンプの分類ごとに分けて製品をご紹介します。